日本の鍼灸の歴史

鍼灸は薬や手術を使って治療を行う西洋医学とは異なり、人が本来持っている自然治癒力を高めていく技術です。
現代は生活の乱れ・食生活の影響・有害物質・ストレスなどにより人の自然治癒力が低下してしまい、本来なら自分で改善できるはずですが、難しくなっているのが現状です。
健康であり続けるために自然治癒力を上げることが必要不可欠ですが、鍼灸とは一体どのようなものなのでしょうか。
そこで、鍼灸を知る上で覚えておきたい、日本の鍼灸の歴史についてお話しいたします。

日本の鍼灸の歴史

<日本の鍼灸の始まり>
日本鍼灸史におけるはじめての鍼の効果と実践を述べているのが、奈良時代の歴史書・日本書紀の、允恭天皇が病になったときに鍼灸を受けたのではないかという記事です。

 

<奈良時代>
日本で鍼灸が行われていたとはっきり書かれているのが、医疾令です。
医疾令は日本で最も古い医療制度で、天武天皇が発令した大宝律令の中に制定されています。
当時の日本政府の中では鍼灸の位置がしっかりと確立しされていて、身体の不調には鍼灸を利用していました。

 

<平安時代>
現在の鍼灸指導書の基となる、日本で書かれた最古の医学書・医心方が984年に完成しました。

 

<鎌倉時代>
鎌倉時代になると、庶民でも手に入れやすいもぐさを使ったお灸療法が盛んになりました。

 

<安土桃山時代>
安土桃山時代に活躍した豊臣秀吉は、お灸が好きなことで有名な人物です。
秀吉直筆のお灸に関する手紙や、前田利家とお互いにお灸をしあった記述も残されています。

 

<江戸時代>
江戸時代の日本は印刷技術が発達し、数多くの医学書が発行されました。その影響もあり、色々な学問や文化が発達しました。
江戸末期には考証学派と総称される医師たちが、「黄帝内経素問」「黄帝内経霊枢」などの、鍼灸のバイブルの原典に関する研究がなされました。
しかし、江戸時代後半になるとオランダ医学が入ってきたため、鍼灸は衰退し始めます。

 

<明治時代〜戦後>
鍼灸は営業資格として残りましたが、西洋医学の発展で存続の危機にたたされました。
戦後、日本を統一したGHQが鍼灸の実践を禁じようとしていましたが、鍼灸の存続運動が功を奏して1947年12月に現在のあん摩マッサージ指圧師、はり師きゅう師等に関する法律の原型である法律が制定されました。
その後、日本の鍼灸は科学的裏付けが求められるようになり、学会レベルで研究が進められるようになりました。

現代の人々の健康維持を支えている鍼灸ですが、日本の鍼灸の歴史を紐解くと、歴史的人物に愛されたり、存続の危機があったりと、奥深い歴史を持っています。

 

日本の鍼灸の歴史

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